2016/11/02

ハーモニカの元になった東アジアの大発明・・・フリーリード

フリーリード
クラリネットや、オーボエなどもリード楽器であるが、これらは管の長さ(孔の位置を変える)によって音程が決まる。
対し、笙の仲間の音程はリードの固有振動による。だからその音程に見合ったリードが複数組み込まれている。後にフリーリードと呼ばれることになるアジアで生まれたこの大発明は、ハーモニカ、アコーディオン、リードオルガンなどに取り入れられた。

ケーン(Khene)
ラオスやタイで使われている。フリーリードの管楽器。
古く伝統ある中国のシェンも、このケーンが元になっていると云われている。大小様々なサイズがあり、筒の長さが2メートルほどのものもある。
ケーン Khene)
ケーン Khene


ルーシェン (芦笙/蘆笙)
ルーシェンは、ベトナムやラオス、中国南部に住むの苗族(ミャオぞく)の笙。
吹き口が長いのが特徴でまるでサクソフォンのような構えで演奏する。大小様々なサイズがある。る。
ルーシェン 芦笙/蘆笙
ルーシェン 芦笙/蘆笙


シェン(笙)
中国の笙。カタカナではションと書かれる場合もある。
中国では2000年ほどの歴史があると云われているが、もっと古くはラオスやタイが発祥の地だといわれている。日本の笙(しょう)は中国からシェンが伝わったもの。
シェン/ション(笙)
シェン 笙


しょう(笙)
日本の笙。
残念ながらというか何というか、日本で生まれて日本で育った日本固有の楽器というのは見当たらない。楽器はすべてと言っていいくらい中国大陸から渡って来た。日本の笙も雅楽などで使う楽器として中国から伝来したもの。
しょう 日本の笙
しょう 笙